東京都の食品|放射能検査地図(2016年まとめ)


  • LINEで送る

東京都の放射能汚染について

2016年厚生労働省が発表したデータによると、東京都の食品の放射能汚染に関し、検出限界値の平均は16.8Bq/kgでした。検出限界値が16.8Bq/kg ととても高いにもかかわらず、計10検体から放射能が検出されました。



東京都の食品の放射能汚染の状況も、近隣の関東周辺の県同様、きのこや山菜など放射能を吸収しやすい食品の放射能汚染が目立ちました。きのこや山菜などの食品をお選びの際には、産地や放射能検査済みの食品かご確認頂き、特にお子様や妊婦さんの内部被ばくを避けて頂きたいと思います。

東京都で放射能汚染が確認された食品ワースト10(放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計)

1位 奥多摩町 きのこ 原木シイタケ 17Bq/kg
2位 町田町 きのこ 原木シイタケ 16Bq/kg
3位 八丈町 その他 乾燥アシタバ 14Bq/kg
4位 奥多摩町 きのこ 原木シイタケ 13Bq/kg
5位 府中市 きのこ 菌床シイタケ 8.7Bq/kg
6位 大島町 山菜 アシタバ 7.3Bq/kg
7位 あきる野市 海産物 ヤマメ 6.3Bq/kg
8位 青梅市 きのこ 原木シイタケ 6.1Bq/kg
9位 府中市 きのこ 原木シイタケ 6.1Bq/kg
10位 神津島村 海産物 アオザメ 1.3Bq/kg

東京都の放射能汚染について(2016年まとめ)
■東京都の放射能検査地図(市町村別)
“東京都の放射能検査地図(市町村別)地図の画像を拡大表示する

■東京都の放射能検査結果
東京都の放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する

東京都の放射能検査地図(2016年)情報ソース
厚生労働省
平成27年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000084439.html
平成28年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html

放射能汚染から健康を守るためのポイント

① 放射能汚染された食品を避けること。

産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。

② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能

チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。

(詳しい情報はこちら

③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取

上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。

スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。

(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら