加工デンプン|避けた方がよい添加物


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ホワイトフードは、発がん性物質である放射能に加えて、体に極めて有害である添加物も排除したラインナップを5年間かけて少しずつ揃えてきました。

ホワイトフードが避けている危険な添加物を、シリーズに分けて解説してゆきたいと思います。皆さんの食生活の中で避けていただくこと、放射能だけではないリスクを回避していただきたいなと思いまして、ご参考にしていただけると幸いです。

加工デンプン

トウモロコシ、米、小麦、豆類、ジャガイモ、タピオカなどが原料となる「デンプン」はご存知だと思いますが、天然のデンプンに化学薬品を加えるなど、何かしらの加工を加えて作り出した「加工デンプン」という食品添加物があるのをご存知でしょうか。

phosphate

加工デンプンは、増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、乳化剤の用途で使用される食品添加物で、スナック菓子、生菓子、ドレッシング、冷凍麺類、ホットケーキミックス、ジャムなどに使用されています。

加工デンプンには、アセチル化アジピン酸架橋デンプン・アセチル化酸化デンプン・酸化デンプン・ヒドロキシプロピルデンプン・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンなど12種類がありますが、食品に表記される際には、「加工デンプン」、「加工でん粉」、「加工澱粉」のように、表記されることが多く、どの加工デンプンが使用されているか分からないのが現状のようです。

加工デンプンの中で、特に健康上懸念されているのは、発がん性があるとされているプロピレンオキシドやプロピレンオキサイドを使用する、ヒドロキシプロピルデンプン・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンです。
どちらも低温への耐性があり、冷凍が可能なため、でんぷんが老化するのを防ぐ働きがあり、冷凍食品などに使用されますが、欧州では幼児向けの食品に使用することを禁止されています。

上記のように、国によっては幼児向けの食品への使用を禁止されているものをあるにもかかわらず、日本の食品では、表記が「加工デンプン」と一括表記されてしまうということは、消費者にはどの加工デンプンが使用されているのか、確認することができないので、小さいお子様には、「加工デンプン」と表記されている食品は避けていただいた方が安心ではないかと思います。

妊婦さんや小さなお子様のいらっしゃるご家庭では、特に、食品の裏に表記されている原材料名をチェックする癖をつけていただくだけで、食品に対する安全性はぐんと増すのではないでしょうか。ぜひ、スーパー等でお買い物の際には、食品の原材料名をチェックしていただけたらと思います。