キエフ国立チェルノブイリ博物館の副館長にお会いし健康な食事のためのアドバイスをいただきました


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キエフ国立チェルノブイリ博物館の副館長にお会いし健康な食事のためのアドバイスをいただきました。

  1. セシウムを抑える効果があるのでPectinを1日4g取ることをオススメします。汚染地域で3-4倍取ると良いと思います。
  2. カルシウムはストロンチウムを抑える効果があります。
  3. 水は流しっぱなしで、野菜をよく洗う。20〜60%の放射性核種を取り除くことができるので、実施ください。

以下、ご参考までに(ホワイトフードのスタッフが調べてみました)

ペクチンを多く含む野菜や果物

テーブルビート、にんじん、パプリカ、なすび、かぼちゃ、りんご、マルメロ、レモン、みかん、オレンジの皮、すもも、桃、あんず(アプリコット)、グースベリー、ツルコケモモ、ビルベリー(ブルーベリー)、スグリ(カシス)、洋梨、さくらんぼ、セイヨウミザクラの実(ワイルドチェリー)、いちご、瓜、すいか。

※ベラルーシではペクチンの摂取は1日9グラムまでとされています。

出典:「ベラルーシの児童における環境不適応症候群とその改善法」
(ベラルーシ保健省、放射線医療・内分泌学学術診療研究所作成)

可食部分(皮や種など取り除いた部分)100グラム中に含まれるペクチンの量

グリーンピース 2.5g
テーブルビート 1.1g
パプリカ 0.6g
じゃがいも 0.5g
なすび 0.4g
きゅうり 0.4g
赤にんじん 0.4g
トマト 0.3g
かぼちゃ 0.3g(日本のかぼちゃとはちがいます。)

りんご 1.2g
黒すぐり(カシス) 1.1g
すもも 0.9g
桃 0.7g
あんず(アプリコット) 0.7g
オランダイチゴ(ワイルドストロベリー) 0.7g
ツルコケモモ 0.7g
グースベリー 0.7g
オレンジ 0.6g
洋梨 0.6g
ぶどう 0.6g
ガマズミ 0.6g(ロシア民謡の「カリンカ」の実のこと。日本で生えているものは食べられない種類もあるので注意。)
すいか 0.5g
さくらんぼ 0.4g
セイヨウミザクラの実(ワイルドチェリー) 0.3g

出典:「住民を放射能から守る方法と助言、その効果」(ベルラド研究所)
参考:ブログ「ベラルーシの部屋」