ホワイトフードでは、全ての商品において実施している放射能検査に加えて、一部の商品について残留農薬検査を開始いたしました。
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残留農薬とは
農薬は病害虫や雑草などの防除のために散布されますが、すぐに消失するわけではありません。このため、作物に付着した農薬が収穫された農作物に残り、作物と一緒に農薬が人の口に入ることも考えられます。このように、作物などに残った農薬を「残留農薬」と言います。
この残留農薬が人の健康に害を及ぼすことがないように、厚生労働省では全ての農薬について個別に残留基準を設定しています。残留基準は、食品安全委員会が人が摂取しても安全と評価した量の範囲で、食品ごとに設定されています。
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残留農薬の分析方法
- 1.抽出
- 検体に有機溶媒を加え対象農薬を抽出します。
- 2.精製
- 精製カラムを用いて妨害成分を除去します。
- 3.濃縮
- 有機溶媒を揮発させ対象農薬を濃縮します。
- 4.分析
- クロマトグラフ質量分析計により分析を行います。
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ホワイトフード独自の残留農薬基準
ホワイトフードでは、残留農薬検査を外部専門期間へ委託しております。厚生労働省が農薬ごとに定めている残留基準値の1/10という独自の厳しい基準値で100種類の農薬を対象に検査を行い、不検出を確認できた商品のみを販売しております。
現在、残留農薬検査済みの商品は「北海道産 ホワイトライス減農薬米CL」「高橋牧場 ミルク工房 のむヨーグルト」になります。全国の慣行栽培平均の半分以下まで農薬使用量を抑えて栽培された一等米に、残留農薬検査でさらに安全性を確認いたしました。