【甲状腺がん】112人がその疑い、確定は98人


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福島原発事故後、福島県で検査が進められている小児甲状腺がんは、112人がその疑い、確定は98人になりました。

 

また、1巡目の検査ではガンとされていなかったにもかかわらず、2巡目の検査で2015年3月末現在、15人が甲状腺がんやその疑いと診断されました。

 

福島の県医師会常任理事の星北斗座長(県医師会常任理事)は、原発事故の影響は考えにくいとの見解を示したとのこと。どのような見解は持つのはそれぞれの立場もあるので仕方がないかもしれませんが、検査自体は全国的にしっかりしてもらいたいと思います。

 

 

引用:

 

東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下だった県民を対象に実施している甲状腺検査について、福島県は18日、2巡目の検査で3月末現在、15人が甲状腺がんやその疑いと診断されたことを明らかにした。このうち手術を受け、がんと確定したのは5人。

福島市で同日開かれた有識者検討委員会の会合で県が報告した。15人のうち14人は、1巡目の検査で異常なしと判定されていた。
検討委の星北斗座長(県医師会常任理事)は記者会見で、原発事故の影響は考えにくいとの見解を維持。「多いとか少ないとか議論する段階ではない」と述べ、2巡目が終わった後に改めて評価する考えを示した。

2巡目の検査は、事故当時母親のおなかにいた子供を新たに対象に加え、昨年4月から実施。約38万5000人のうち、約12万2000人の結果が確定した。
県は会合で1巡目の結果も提示した。3月末現在で112人が甲状腺がんやその疑いと診断され、がんが確定したのは98人。受診率は81.5%だった。 (2015/05/18-19:29)

 

以上、引用終了

 

(引用元:時事通信