ホワイトフードのお客さまからの問合せで、水道局に問い合わせていろいろ質問してみました。
(1)東京都の水道水の放射能検査について
水道水自体は、検出限界値が0.6〜0.8ベクレル/kgですが、公表数値自体は不検出なようです。放射能検査は、キャンベラ社のゲルマニウム半導体検出器を使っているとのことでしたのでもっと深く検査すべきではないのかと質問しますと、1日6検体回しているのでこれぐらいが限界とのことでした。
中途半端な検出限界値だと、その下で検出しているんじゃないかなと不安になってしまいますね。
(2)東京都の浄水場の発生土の放射能検査
一方、水道水を作るために使われる浄水場の発生土は、放射性セシウムがかなり高めに出ています。
浄水場発生土とは、水道水をつくる過程で取り除かれた河川中の濁り(土砂)などを集めて脱水処理したものです。
つまり、水道水を作る川の水は汚れていて、水道水を作る過程で、ポリ塩化アルミニウムという凝集剤で、川の泥や汚れと一緒にセシウムを除去しているというのが現状のようです。
(3)東京都の浄水場のセシウムの除去方法
個人的な感想になってしまいますが、検出限界値0.6ベクレル/kg〜0.8ベクレル/kgで不検出ですと、シャワーやお風呂はそんなに気を使わなくても良いかなと思いました。一方、赤ちゃんや小さいお子さまの飲料としては、100%安心しきれないなと思った次第です。検出限界値を高くしてしまうと、全てが不検出になってしまうので、ゲルマニウム半導体検出器をもう一台買って、もうちょっと深く測ってほしいなと思いました。
(情報ソース 東京都水道局)