ホワイトフードが避けている添加物を、ご紹介していきたいと思います。
放射能だけではない、食品のリスク回避のご参考にしていただけると幸いです。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は耳にすることも多い、とても危険視されている脂肪酸で、植物性の油脂を加工する過程で発生すると言われています。
トランス脂肪酸を多く含む食品は、サラダ油・マーガリン・ファットスプレッド・マヨネーズのほか、ケーキやクッキー等にも使用されるショートニングにも含まれているため、かなりたくさんの食品に使用されています。
トランス脂肪酸の構造は、プラスチックと非常に似ているため、プラスチックを食べることと大差はなく食べるプラスチックと言われるこもあります。
プラスチックを食べているのかと考えると、トランス脂肪酸を含む食品は、出来る限り摂取したくないと思うのではないでしょうか。
また、心血管疾患のリスクを高めるとして、トランス脂肪酸を制している国は多く、アメリカでは、FDA(食品医薬品局)がトランス脂肪酸を含む油脂の食品使用について、2018年以降原則禁止とされていますが、日本では、規制どころか食品への表示義務もないようです。
①「現時点では、日本において食品中のトランス脂肪酸について、表示の義務や含有量に関する基準値はありません。また、トランス脂肪酸だけではなく、不飽和脂肪酸や飽和脂肪酸、コレステロールなどの他の脂質についても表示の義務や基準値はありません。」
②「国際機関が生活習慣病の予防のために開催した専門家会合(食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合)は、食品からとる総脂肪、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸等の目標値を2003年に公表しました。その中で、トランス脂肪酸の摂取量を、総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告をしています。日本人が一日に消費するエネルギーは平均で約1,900 kcalですので、平均的な活動量の場合には一人一日当たり約2グラム未満に相当します。」
出典元:農林水産省ホームページ
(http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_wakaru/)
農林水産省のホームページでは、1人1日当たり約2g未満が目標値としていますが、食品への表示義務がないとなると、自分が食べている食品の中に、どの程度のトランス脂肪酸が含まれているのか、知る由もありません。
健康を維持するためには、やはり、添加物を多く含む食品や、危険視されている食品は、出来る限り避けていただきたいと思います。