ホワイトフードは、発がん性物質である放射能に加えて、体に極めて有害である添加物も排除したラインナップを5年間かけて少しずつ揃えてきました。
ホワイトフードが避けている危険な添加物を、シリーズに分けて解説してゆきたいと思います。皆さんの食生活の中で避けていただくこと、放射能だけではないリスクを回避していただきたいなと思いまして、ご参考にしていただけると幸いです。
pH調整剤
食品は、味・健康面ともに、弱酸性であることが好ましいとされています。食品には、それぞれ、変色や変質、腐敗などを抑え、品質をより良くするために適切なpHがありますが、食品をこの適切なpHに保つために、pH調整剤という食品添加物が様々な食品に使用されています。
以前は、食品の品質をより良く保つために、合成保存料という食品添加物が広く使用されていましたが、昨今、健康志向が高まる中で、合成保存料は健康に良くないとの認識が広がり、敬遠される傾向にあるため、その代わりとして微生物の抑制効果などがある「pH調整剤」を使用するメーカーが増えているようです。
pH調整剤は、様々な食品に使用されていますが、特によく目にするものとしては、コンビニやスーパーのパンやおにぎりなどがあります。コンビニやスーパーのように、長時間食品を陳列しておく必要が場合には、、食品の腐敗を防ぐ効果のあるpH調整剤は、重宝されるようです。
また、冷凍食品や、弁当、ジャムなどにも大量のpH調整剤が使用されている場合があります。
pH調整剤にもリン酸・クエン酸・コハク酸・酒石酸などのように様々な種類がありますが、pH調整剤として添加する場合には、一括表示が認められているため、何がどのくらい含まれているかは、消費者には分からないようになっています。
pH調整剤には、腸内細菌が死んでしまうなど身体に害があると指摘されることもありますが、それに加えて、何がどの程度含まれているか分からないところに、pH調整剤のこわさがあると思います。
ジャムやおにぎり、サンドウィッチなど、通常スーパー等で販売されている食品ではpH調整剤を使用しているような食品でも、手作りをしているようなお店では、pH調整剤を使用していない商品もたくさんあると思います。
pH調整剤を含む食品添加物を摂り過ぎて、健康を損なわないよう、食品の原材料名を確認する癖をつけていただけたらと思います。