ホワイトフードは、発がん性物質である放射能に加えて、体に極めて有害である添加物も排除したラインナップを5年間かけて少しずつ揃えてきました。
ホワイトフードが避けている危険な添加物を、シリーズに分けて解説してゆきたいと思います。皆さんの食生活の中で避けていただくこと、放射能だけではないリスクを回避していただきたいなと思いまして、ご参考にしていただけると幸いです。
防カビ剤(防ばい剤)
防カビ剤とは、食品添加物として認可されている添加物の一つで、「保存料」に分類されており、防ばい剤と呼ばれることもあり、ポストハーベスト農薬として、TBZ(チアベンダゾール)などの種類が使用されています。
防カビ剤は、主にオレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘類や、バナナをはじめとした、フルーツなどの農産物に使用されていますが、日本で売っているフルーツは、海外産の輸入品が多いため、輸入の途中で傷んだり、カビが増殖するのを防ぐために、防カビ剤を使用しています。
日本では、収穫後の防カビ剤の使用は認められていませんが、海外では、収穫後に防カビ剤が使用され、日本への輸入の際には、食品添加物(日本の食品添加物「保存料」=農薬)として取り扱われています。
農薬は、皮膚に付いたり、飲み込んでしまうと、農薬中毒症状を引き起こす危険性があるため、防カビ剤を使用できる食品や、その残存量などは使用基準によって、厳しく定められています。
防カビ剤を使用しているフルーツを販売する場合、商品の販売棚に防カビ剤を使用していることを記載した表示をしなくてはならない決まりとなっています。
この表示を出さなかった場合は、規定違反となります。
TBZ(チアベンダゾール)には、遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、発ガン性などの危険性が疑われている食品添加物です。
フルーツに使用された際には、表面だけではなく、果肉にも浸透している可能性が考えられるため、小さなお子様や、妊婦さんには、スーパーでのお買い物の際に、ぜひ、この表示に気をつけて、フルーツをご購入いただくことを、おススメさせていただきたいと思います。