原発事故による放射性ヨウ素が、甲状腺がんの原因になると言われております。
福島県が実施している県民健康調査「甲状腺検査」の結果で、悪性ないし悪性疑いであった112人の年齢と性別の分布が発表されました。
(出典元:県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【暫定版】)
この福島県での調査を見る限り、10代後半で甲状腺がんが多いということが分かります。
一方、チェルノブイリ事故時の甲状腺がんは、14才未満の方が甲状腺がんが多く出たので、注視が必要だと思います。
放射性ヨウ素の土壌汚染地図【事故直後】
(出典元:放射性ヨウ素の土壌汚染地図)
こちらの放射性ヨウ素の土壌汚染地図にて、甲状腺がんの原因といわれている放射性ヨウ素の汚染状況が各県ごとの数値もご覧頂けます。
また、福島県以外にも放射性ヨウ素が降り注いだというアメリカ政府のデータもあるので、福島県以外の地域の方も甲状腺にシコリがでてきた場合は早めにお医者さんに相談されることをおすすめしたいと思います。