土壌汚染|ヨウ素の放射能検査地図(事故直後)


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(1)放射性ヨウ素の汚染地図

放射性ヨウ素の汚染地図
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放射性ヨウ素の半減期が8日間と短いので、計測できたデータはとても少なく、アメリカ政府が公表したデータはとても希少で価値があると思います。**このデータをもとに経度と緯度から、ホワイトフードが放射性ヨウ素の土壌汚染地図を作成しました。

 

県別の放射能ヨウ素の汚染地図【市町村データあり】

宮城県
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福島県
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群馬県
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栃木県
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茨城県
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埼玉県
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東京都
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神奈川県
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千葉県
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静岡県
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その他、多数

 

(2)放射性ヨウ素と甲状腺がんの関係性

放射性ヨウ素で被ばくをすれば、誰でも甲状腺がんを発症する可能性が高まります。自然発生率が100万人に1人か2人かといわれる小児甲状腺がんが、チェルノブイリ事故では急激にふえました。

放射性ヨウ素と甲状腺がんの関係性

 

(3)チェルノブイリの甲状腺がんは、5,000人

WHOの調べによると、1986年のチェルノブイリ事故後に、5,000人近くの方が甲状腺がんになりました*。特に0才〜14才の小児甲状腺がんが多かったことが、WHOのベラルーシ、ウクライナ、ロシアの甲状腺がんのレポートから分かります。また、ベラルーシ国立甲状腺がんセンターのデータによると、14才未満の小児甲状腺がんは事故5年目から急激に増えています。******。福島原発事故は2011年3月ですので、2015年目から注意が必要です。

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(4)福島県での小児甲状腺がん

甲状腺がん、疑い含め104人福島の子供30万人調査(2014年8月)***

放射性ヨウ素と甲状腺がんの関係性

 

 

(5)甲状腺がんの予防策

アメリカ政府の公表データをご覧いただいたように、福島県以外にも放射性ヨウ素が拡散していますので、甲状腺がんの検診は定期的にうけていただくことが大切です。チェルノブイリ原発事故の時は、ベラルーシで6.3%が転移したようです。

甲状腺がんは95%以上がたちの良い分化がんで、一刻を争うものではありませんが、やはり早期の手術をおすすめしています。触診だけでがんと診断できるような状態でも、確実に手術ができれば、10年後の生存率は90%以上となっています。

また、手術後にホルモンの産出が少なくなった場合は、ホルモン剤の服用が必要になります。これは万が一、がんが残ってしまった場合の再発防止という役割も果たします。****

 

(6)放射性ヨウ素汚染地図の見解【京都大学 小出裕章助教】

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DOEのデータというのは、今森さんおっしゃったように大変貴重なものです。

日本の政府あるいは研究機関が福島第一発電所の事故には殆どは対応できない。後手ごとになってしまって、事故直後の放射能測定に関しては、殆ど何もできないまま、データがなかったわけですが。

それに比べれば、さすが米国DEOというのは、事故直後から活動をはじめて データを取ったということで貴重なデータだと思います。それでもデータが足りなすぎるというのが、事実です。

放射性ヨウ素についてのインタビューの続きはこちら

 

 


情報ソース

*USDepartmentofEnergy

http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation

WHO

http://www.who.int/ionizing_radiation/chernobyl/backgrounder/en/

甲状腺がんの論文

http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S0004-27302007000500012&lng=en&nrm=iso&tlng=en

(1986年~2003年まで、ウクライナは2000年までの調査)

***朝日新聞社記事『甲状腺がん、疑い含め104人福島の子供30万人調査』

http://www.asahi.com/articles/ASG8R6SN3G8RULBJ00B.html

****『図解甲状腺の病気』がよくわかる最新治療と正しい知識

*****“Childhoodthyroidcancer in Belarus,Russia,andUkraineafterChernobylandatpresent”

http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S0004-27302007000500012&lng=en&nrm=iso&tlng=en

******WHO ”Health Effects of the Chenobyle Accident and Special Health Care Programmes”

ベラルーシ国立甲状腺がんセンターのグラフ『原発事故と甲状腺がん』著者 菅谷 昭氏

 

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