2017年まとめ|放射能検査地図


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放射能検査地図の目的について

2017年厚生労働省が発表したデータをもとに、放射性セシウムが検出された食品を抜き出し、日本地図に表示しました。

※2017年に厚生労働省が発表したデータによると、カテゴリー別食品の放射能汚染に関し、検出限界値の平均は22.7Bq/kgでした。検出限界値の平均が22.7Bq/kgととても高いにもかかわらず、計5,928検体から放射能が検出されました。

2017年に厚生労働省が発表しているデータの中で、最も放射能汚染の数値が高かったのは、福島県飯舘村のイノシシ肉で、放射性セシウム134が1,590Bq/kg、放射性セシウム137が12,400Bq/kg、合計14,000Bq/kg検出されています。
一般的に、野生鳥獣肉の放射能汚染は高いと懸念されていますが、野生鳥獣肉以外で最も高い放射能汚染数値が確認されたのは、山梨県鳴沢村のショウゲンジ(きのこ)で、放射性セシウム134が43.5Bq/kg、放射性セシウム137が427Bq/kg、合計で470Bq/kg検出され、宮城県丸森町のタケノコからも、放射性セシウム134が58.4Bq/kg、放射性セシウム137が392Bq/kg、合計で450Bq/kg検出されており、いずれも国の定める基準である100Bq/kgを超える放射能汚染となっています。

福島第一原発事故からもうすぐ7年、食品の放射能汚染は収束したように思えますが、厚生労働省が発表しているデータを見ると、食品の放射能汚染は、まだまだ深刻な状況であると言えるのではないかと思います。

特に小さなお子様や妊婦様のいるご家庭では、ぜひ、放射能汚染地図をご参考にしていただき、少しでも放射能を体に摂りこむリスクを回避していただけますと、幸いです。

2017年食品の放射能汚染 ワースト30

都道府県 市町村 品目名 Cs-134(Bq/kg) Cs-137(Bq/kg) Cs合計(Bq/kg)
1 福島県 飯舘村 イノシシ肉 1,590 12,400 14,000
2 福島県 田村市 イノシシ肉 1,150 9,460 11,000
3 福島県 二本松市 イノシシ肉 566 3,430 4,000
4 福島県 田村市 イノシシ肉 458 2,720 3,200
5 福島県 二本松市 イノシシ肉 322 1,880 2,200
6 福島県 須賀川市 イノシシ肉 133 840 970
7 福島県 二本松市 イノシシ肉 133 804 940
8 福島県 伊達市 イノシシ肉 90.2 766 860
9 福島県 二本松市 イノシシ肉 124 731 860
10 福島県 田村市 イノシシ肉 97 728 830
11 福島県 田村市 イノシシ肉 84.8 645 730
12 福島県 相馬市 イノシシ肉 111 620 730
13 福島県 田村市 イノシシ肉 76.8 626 700
14 群馬県 みどり市 ツキノワグマ肉 64.1 585 650
15 宮城県 丸森町 イノシシ肉 66.8 569 640
16 宮城県 栗原市 ツキノワグマ肉 68.9 540 610
17 福島県 二本松市 イノシシ肉 79.9 504 580
18 福島県 二本松市 イノシシ肉 83.7 485 570
19 福島県 飯舘村 イノシシ肉 62.6 471 530
20 福島県 二本松市 イノシシ肉 76 454 530
21 福島県 須賀川市 イノシシ肉 76 445 520
22 福島県 須賀川市 イノシシ肉 71.1 445 520
23 福島県 須賀川市 イノシシ肉 75 439 510
24 福島県 伊達市 ヤマメ 41.3 434 480
25 福島県 二本松市 イノシシ肉 69.6 415 480
26 山梨県 鳴沢村 ショウゲンジ 43.5 427 470
27 山梨県 富士河口湖町 チャナメツムタケ 46 425 470
28 福島県 飯舘村 イノシシ肉 54.1 416 470
29 福島県 須賀川市 イノシシ肉 66.7 402 470
30 福島県 須賀川市 イノシシ肉 49.2 401 450

2017年放射能汚染について

■2017年放射能検査地図(県別)
2017年放射能検査地図(県別) 地図の画像を拡大表示する

■2017年放射能検査地図(市町村別)
2017年放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する

■2017年放射能検査結果
2017年放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する


2017年月放射能汚染情報ソース

厚生労働省
平成29年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000164036.html

 

放射能汚染から健康を守るためのポイント

① 放射能汚染された食品を避けること。

産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。

② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能

チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。

(詳しい情報はこちら

③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取

上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。

スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。

(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら