放射能検査地図の目的について
2017年上半期に厚生労働省が発表したデータをもとに、セシウムが検出された食品を抜き出し、日本地図に表示しました。
※2017年上半期に厚生労働省が発表したデータによると、豆類の放射能汚染に関し、検出限界値の平均は11.6Bq/kgでした。 検出限界値が11.6Bq/kgととても高いにもかかわらず、計9検体から放射能が検出されました。
2017年上半期の厚生労働省のデータによると、放射能汚染が確認された豆類は9検体でしたが、検出限界値は11.6Bq/kgと高いので、11.6Bq/kg以下で検出している豆類もある可能性は否定しきれないのではないかと思います。
また、2011年の福島第一原発事故以前の、日本の食品の放射能汚染数値は、0.5Bq/kg程度だったことを考えると、大豆などの豆類も含め、福島第一原発事故由来の食品の放射能汚染は、まだまだ収束をみせていないものと考えられるのではないでしょうか。
2011年の福島第一原発事故以来、大豆は放射能に汚染されやすい食品として、いまだに敬遠している方も多いかと思いますが、2017年上半期の厚生労働省の発表しているデータを見ても、茨城県龍ケ崎市の大豆からは、放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計が、9.1Bq/kg検出されています。
その他にも、福島県南相馬市の大豆からは、放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計で、8.4Bq/kg検出されており、宮城県の丸森町では、放射性セシウムの合計が6Bq/kg検出されています。
福島第一原発事故から、すでに6年以上が経過していますが、福島県から北関東にかけて、いまだに大豆から放射能が検出されていることを考えると、事故当時の大豆の放射能汚染は、やはりひどい状況だったのではないかと思います。
また、日本人の食卓には、お豆腐や納豆のように、大豆製品が並ぶことが多いと思いますが、原料の大豆がまだ放射能に汚染されているということは、大豆製品の放射能汚染にもやはりまだ気を付ける必要があるのではないでしょうか。
食品の放射能汚染が風化していく中で、改めて事故前と現在の食品の放射能状況を考えると、現在もまだ、様々な食品の放射能汚染が続いている状況と言えると思います。内部被ばくを避けるために、特に小さなお子様や妊婦さんには、まだまだ食品選びには注意をしていただき、しっかりと低い検出限界値で放射能検査をして、不検出の食品をお選びいただきたいと思います。
ホワイトフードでは、大豆の汚染を心配されているお客様から、たくさんのリクエストをいただき、検出限界値0.5Bq/kg以下で不検出の納豆を販売しております。放射能汚染だけではなく、添加物にもこだわって、化学調味料の入っていないたれ付の納豆となっており、安心してお召し上がりいただけるものとなっておりますので、ぜひ、おためしください。
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また、豆類の収穫時期が、秋から冬にかけて収穫されることが多いということなので、それも影響し、上半期の段階では検出検体数が少ないと言えるかもしれません。
下記は2016年1年間を通しての豆類の放射能汚染地図・グラフとなっておりますので、ぜひ、食品選びのご参考にしてください。
2016年豆類の放射能汚染について
■2016年豆類の放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する
■2016年豆類の放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する
2016年豆類の放射能検査地図(2016年)・2017年上半期情報ソース
厚生労働省
平成27年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000084439.html
平成28年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html
平成29年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000164036.html
放射能汚染から健康を守るためのポイント
① 放射能汚染された食品を避けること。
産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。
② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能
チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。
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③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取
上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。
スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。
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