タケノコ|放射能検査地図(2016年)


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放射能検査地図の目的について

2016年に厚生労働省が発表したデータをもとに、セシウムが検出されたタケノコを抜き出し、日本地図に表示しました。

※2016年厚生労働省が発表したデータによると、タケノコの検出限界値の平均は15.4Bq/kgでした。 検出限界値が15.4Bq/kgととても高いにもかかわらず、計822検体から放射能が検出されていました。

山の食品、特に山菜や野生鳥獣肉などは、福島第一原発事故当初から汚染が心配されていた食品ではありますが、事故から5年が経った2016年時点でもこれだけ多くのタケノコから放射性物質が検出されているということを考えると、やはりまだまだ食品の放射能汚染に関して、気を付けて頂く方が賢明ということではないかと思います。

2016年厚生労働省の発表したデータによると、特に放射能汚染が強かったのは、宮城県丸森町のタケノコで、最大で放射性セシウム134が42.7Bq/kg、放射性セシウム137が200Bq/kg、合計で240Bq/kg検出されています。宮城県以外では、千葉県印西市や栃木県塩谷町などのタケノコからも高い数値の放射線が検出されています。

いずれも放射性セシウム134も検出されているということは、福島第一原発事故の影響はまだまだ続いていると言えるのではないかと思います。妊婦さんや小さいお子様には、少しでも内部被ばくを避けるためにも、ホワイトフードがご提供している食品の汚染地図や、ただいまの空間線量などをご参考にして頂き、食品の産地に気を付けて頂けたらと思います。

1 宮城県 丸森町 タケノコ 42.7 200 240
2 宮城県 丸森町 タケノコ 44.7 199 240
3 宮城県 丸森町 タケノコ 25.9 201 230
4 宮城県 大崎市 タケノコ 36.3 188 220
5 宮城県 丸森町 タケノコ 32.9 189 220
6 宮城県 丸森町 タケノコ 26.9 186 210
7 宮城県 丸森町 タケノコ 28.1 122 150
8 宮城県 丸森町 タケノコ 18.1 131 150
9 宮城県 丸森町 タケノコ 21.4 109 130
10 宮城県 丸森町 タケノコ 23.2 106 130
11 宮城県 丸森町 タケノコ 22.8 105 130
12 宮城県 丸森町 タケノコ 19.3 101 120
13 宮城県 丸森町 タケノコ 22 100 120
14 宮城県 丸森町 タケノコ 19.4 90 110
15 宮城県 丸森町 タケノコ 16.4 92.9 110
16 宮城県 丸森町 タケノコ 15.3 93.1 110
17 宮城県 丸森町 タケノコ 16.2 86.3 100
18 宮城県 栗原市 タケノコ 19.5 79.8 99
19 宮城県 栗原市 タケノコ 12.4 86.5 99
20 宮城県 丸森町 タケノコ 13.6 84.7 98
21 宮城県 丸森町 タケノコ 21.2 73.7 95
22 宮城県 丸森町 タケノコ 14 81.3 95
23 宮城県 丸森町 タケノコ 17.9 74.6 93
24 宮城県 丸森町 タケノコ 16 72.3 88
25 宮城県 大崎市 タケノコ 13.7 73.4 87
26 宮城県 白石市 タケノコ 10.9 72.1 83
27 宮城県 丸森町 タケノコ 13.4 68.5 82
28 宮城県 丸森町 タケノコ 17.6 63.1 81
29 宮城県 栗原市 タケノコ 11.1 68.9 80
30 宮城県 丸森町 タケノコ 12.5 66.1 79
31 宮城県 白石市 タケノコ 10.3 68.8 79
32 宮城県 丸森町 タケノコ 10.5 66.8 77
33 宮城県 丸森町 タケノコ 9.2 65 74
34 宮城県 栗原市 タケノコ 14.6 54.6 69
35 千葉県 印西市 タケノコ 11.9 56.4 68
36 宮城県 栗原市 タケノコ 10.4 57.4 68
37 栃木県 塩谷町 タケノコ 12.6 53.4 66
38 福島県 中島村 タケノコ 12.8 53.4 66
39 宮城県 栗原市 タケノコ 10.4 55.4 66
40 宮城県 丸森町 タケノコ 11 51.5 63

タケノコの放射能汚染について

■タケノコの放射能検査地図(市町村別)カテゴリー別の放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する

■タケノコの放射能検査地図(都道府県別)カテゴリー別の放射能検査地図(都道府県別) 地図の画像を拡大表示する

■タケノコの放射能検査結果カテゴリー別の品目別の放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する

タケノコの放射能検査地図(2016年)情報ソース

厚生労働省
平成27年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000084439.html

平成28年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html

 

放射能汚染から健康を守るためのポイント

① 放射能汚染された食品を避けること。

産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。

② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能

チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。

(詳しい情報はこちら

③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取

上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。

スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。

(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら