肉・卵|ヨウ素の放射能検査地図(2011年3月)


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放射能検査地図の目的について

厚生労働省が発表した2011年度3月のデータの肉・卵の放射能検査結果から放射性ヨウ素が検出された肉・卵を抜き出し、日本地図に表示をしました。 放射能の影響を30才成人の3~4倍影響を受けやすい子どもと妊婦さんのご家庭にとって、どの地域のどのような食材から放射能が検出されているのかを、分かりやすく把握していただくことを目的として作成しております。

2011年3月の肉・卵について

■肉・卵の放射能検査地図(市町村別) 肉・卵の放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する

■肉・卵品目別の放射能検査結果 肉・卵の放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する

■県別検出値 ・福島県

市町村名 品目 検出値 市町村名 品目 検出値
平田村 鶏卵 45Bq/kg 浅川町 鶏卵 22Bq/kg
伊達市 鶏卵 44Bq/kg 福島市 鶏卵 17Bq/kg
塙町 鶏卵 28Bq/kg 石川町 鶏卵 14Bq/kg
矢祭町 鶏卵 23Bq/kg 川俣町 鶏肉 5Bq/kg

食肉の放射性ヨウ素の汚染を作成してみました。鶏肉は牛肉や豚肉と比較すると、放射性セシウムが出づらいということで有名ですが、放射性ヨウ素に関しては、意外と汚染されていたことが分かります。京都大学の原子炉実験所の小出元助教が説明されていたように、それだけ事故直後に放射性ヨウ素が放射性セシウムよりも多く出ていたということかも知れません。 放射性ヨウ素は甲状腺がんの原因になることは、チェルノブイリ事故でわかっていたことのはずです。ここまでヨウ素の検査ができていたのであれば、うまく報道するべきだったのではないでしょうか。

食品の放射能検査地図【2011年3月肉・卵編】情報ソース

厚生労働省の平成23年3月から平成24年3月までの検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000029prx.html