放射能検査地図の目的について
厚生労働省が発表した2016年上半期の放射能検査結果からセシウムが検出された食品を、ジャンルごとにまとめて日本地図に表示をしました。
放射能の影響を30才成人の3~4倍影響を受けやすい子どもと妊婦さんのご家庭にとって、どの地域のどのような食材から放射能が検出されているのかを、分かりやすく把握していただくことを目的として作成しております。
2016年上半期 カテゴリー別のまとめについて
■カテゴリー別の放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する
■カテゴリー別の放射能検査地図(都道府県別) 地図の画像を拡大表示する
■カテゴリー別の放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する
※カテゴリー別の検出限界値は22.9Bq/kgでした。
2016年上半期厚生労働省の発表したデータによると、検出限界値の平均が22.9Bq/kgと高めの検出限界値になっておりました。つまり、検出限界値以下の放射性セシウムは表記しないという意思の現れでもあります。
ホワイトフードは、妊婦さんとお子様の毎日の食材を提供する会社になりますので、福島原発事故前と同等な安全性を担保するために、検出限界値を0.5ベクレル/kgと国の100倍きびしい放射能検査をしております。また、魚のストロンチウム検査を自主的に行い、販売している国内唯一の食品業界のお店になっております。
検出限界値が驚くほど高めに設定してあるにもかかわらず、特に肉類・きのこ・海産物で高い値のセシウムが検出され、食品への放射能汚染が広範囲にひろがっていることがわかります。きのこや海産物に関しては、いまだに東北から関東の広い範囲にかけてセシウム137だけではなく134も検出されています。
福島第一原子力発電所の事故から5年以上も経ちますが、食べ物の汚染もまだまだ注意が必要だということが改めて分かります。また、産地や検査基準などを考え、より安全なものをお選び頂きたいと思います。特に、肥料や土壌などの汚染地帯からの移行に特に規制がかかっておりませんので、腐葉土や魚カスを使う有機栽培には、産地を問わず気をつけることが必要になりそうです。
食品の放射能検査地図【カテゴリー別のまとめ】(2016年上半期) 情報ソース
厚生労働省
平成27年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000084439.html
平成28年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html
放射能汚染から健康を守るためのポイント
① 放射能汚染された食品を避けること。
産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。
② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能
チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。
(詳しい情報はこちら)
③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取
上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。
スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。
(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら)