放射能検査地図の目的について
2016年に厚生労働省が発表したデータをもとに、セシウムが検出された肉類を抜き出し、日本地図に表示しました。
肉類の放射能汚染について(2016年まとめ)
■肉類の放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する
■肉類の放射能検査地図(都道府県別) 地図の画像を拡大表示する
■肉類の品目別の放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する
2016年厚生労働省が発表しているデータによると、肉類の検出限界値は24.7Bq/kgでした。検出限界値が24.7㏃/kgと高いにも関わらず、131検体から放射性セシウムが検出されています。肉類の中では、関東と東北の産地の牛肉が最も放射性物質を検出することがわかりました。
牛肉が放射性物質を検出しやすいのは、チェルノブイリ事故と同様に食物連鎖が原因であると考えられています。放射性セシウムが東北と関東の土壌に沈着しており、草が吸着して放射能汚染されて、一日中汚染された草を食べている牛に放射性物質が蓄積するという食物連鎖です。放射性セシウムは筋肉や心臓に蓄積されると言われておりますが、牛肉がそれを証明していると言えるでしょう。放射性セシウムが東北と関東の土壌に沈着しており、草が吸着して放射能汚染されて、一日中汚染された草を食べている牛が放射性物質が蓄積するという食物連鎖です。放射性セシウムは筋肉や心臓に蓄積されると言われておりますが、牛肉がそれを証明していると言えるでしょう。
また、鶏肉は福島原発直後から放射性物質が検出されづらい状況が続いています。理由は鶏の食糧が輸入のコーンや菜種油のカスとかのケースが多いからだと言われています。一方、事故前は良かった地鶏ですが、エサとして海のものを与えるなどしているところは、放射能リスク的に見ると逆に危ない可能性がありそうです。有機野菜が魚カスや腐葉土を使ってリスクが高くなるケースがあるのと同じ論理です。
今の時代は、本当に安全な有機野菜は、放射能検査したモノであると言えると思います。
食品の放射能検査地図【肉類】(2016年上半期) 情報ソース
厚生労働省
平成27年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000084439.html
平成28年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html
放射能汚染から健康を守るためのポイント
① 放射能汚染された食品を避けること。
産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。
② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能
チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。
(詳しい情報はこちら)
③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取
上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。
スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。
(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら)