マイタケ|放射能検査地図(2016年上半期)


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放射能検査地図の目的について

2016年上半期に厚生労働省が発表したデータをもとに、セシウムが検出されたマイタケを抜き出し、日本地図に表示しました。


放射能の影響を30才成人の3~4倍影響を受けやすい子どもと妊婦さんのご家庭にとって、どの地域のどのような食材から放射能が検出されているのかを、分かりやすく把握していただくことを目的として作成しております。

マイタケの放射能汚染について

■マイタケの放射能検査地図(市町村別) マイタケの放射能検査地図(市町村別)
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■マイタケの放射能検査地図(都道府県別) マイタケの放射能検査地図(都道府県別)
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■マイタケの放射能検査結果 マイタケの放射能検査結果
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マイタケの検出限界値の平均は18.2ベクレル/kg でした。 検出限界値が18.2ベクレル/kg ととても高いにもかかわらず、26検体から放射能が検出されていました。

2016年上半期厚生労働省が発表しているデータによると、マイタケで最も高い数値の放射能汚染が確認されたのは茨城県で、放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計が42ベクレル/kgでした。続いて、群馬県で36ベクレル/kg、栃木県で24ベクレル/kgと高い数値の放射能汚染が確認されています。

茨城県や群馬県のマイタケからは放射性セシウム134も検出されていることから、関東近郊でも福島第一原発事故の影響がまだ続いていると言えるのではないかと思います。

きのこ類は放射性物質が吸収しやすいと言われていますので、より厳しく産地を見極め、放射能検査済みのきのこを選ぶことで、内部被ばくを避けて頂きたいと思います。

マイタケの放射能検査地図(2016年上半期)情報ソース

厚生労働省
平成27年度月別検査結果 http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000084439.html
平成28年度月別検査結果 http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html