放射能検査地図の目的について
2017年上半期に厚生労働省が発表したデータをもとに、セシウムが検出されたきのこを抜き出し、日本地図に表示しました。
※2017年上半期に厚生労働省が発表したデータによると、きのこの放射能汚染に関し、検出限界値の平均は10.9Bq/kgでした。 検出限界値が10.9Bq/kgととても高いにもかかわらず、計724検体から放射能が検出されました。
2011年3月に起きた福島第一原発事故以来、きのこの放射能汚染は深刻だと考えられて来ましたが、事故から6年が経った2017年上半期のデータからも、未だにきのこの汚染は続いているということが確認出来ます。
2017年上半期厚生労働省が発表したきのこの放射能汚染データの中で、もっとも放射能汚染が高かったのは、茨城県のシイタケから放射性セシウム134が14Bq/kg、放射性セシウム137が110Bq/kg、合計で120Bq/kg検出されています。
きのこの中でもシイタケは放射性物質を吸収しやすいと言われていますが、その他のきのこでも放射能汚染は確認されており、長野県小諸市のマツタケからは、放射性セシウム134が12.4Bq/kg、放射性セシウム137が16.5Bq/kg、合計で29Bq/kg検出されています。
また、群馬県中之条町のナメコからも放射性セシウム134と137の合計で22Bq/kg検出され、栃木県日光市のマイタケからも合計で16Bq/kg検出されています。
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未だにきのこの放射能汚染が続いている中で、内部被ばくをさけるためにも産地に気を付け、低い検出限界値で放射能検査をした安全なものをお選び頂けたらと思います。
きのこの放射能汚染について(2017年上半期)
■きのこの放射能検査地図(市町村別) 地図の画像を拡大表示する
■きのこの放射能検査地図(都道府県別) 地図の画像を拡大表示する
■きのこの放射能検査結果 グラフの画像を拡大表示する
きのこの放射能検査地図(2017年)情報ソース
厚生労働省
平成28年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000123454.html
平成29年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000164036.html
放射能汚染から健康を守るためのポイント
① 放射能汚染された食品を避けること。
産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後5年近くたちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。
② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能
チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。
(詳しい情報はこちら)
③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取
上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。
スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。
(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら)