2018年7-9月野生鳥獣肉|放射能検査地図


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2018年7-9月に厚生労働省が発表したデータによると、野生鳥獣肉の放射能汚染に関し、検出限界値の平均は19.4Bq/kgでした。検出限界値の平均19.4Bq/kgととても高いにもかかわらず、計78検体から放射能が検出されました。

この中で、最も放射能汚染数値が高かった食品は、福島県二本松市のイノシシ肉で、放射性セシウム134が159Bq/kg、放射性セシウム137が1,500Bq/kg、合計で1,700Bq/kg検出されています。

2018年7-9月野生鳥獣肉放射能汚染について

■2018年7-9月野生鳥獣肉の放射能検査地図(市町村別)
2018年7-9月野生鳥獣肉の放射能検査地図(市町村別)
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■2018年7-9月野生鳥獣肉の放射能検査結果
2018年7-9月野生鳥獣肉の放射能検査地図(市町村別)
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岩手県

市町村 品目名 Cs-134
(Bq/kg)
Cs-137
(Bq/kg)
Cs合計
(Bq/kg)
平泉町 クマ肉 62.9 531 590
平泉町 クマ肉 24.1 282 310
陸前高田市 クマ肉 13.2 152 170
一関市 クマ肉 <6.62 116 120
平泉町 シカ肉 6.58 99.9 110
山田町 シカ肉 6.33 57.8 64
住田町 クマ肉 <4.51 60 60
住田町 クマ肉 <5.06 46.4 46
遠野市 シカ肉 <4.2 40.7 41
住田町 シカ肉 <3.9 26.6 27
住田町 シカ肉 4.26 17 21
遠野市 シカ肉 <3.8 12.6 13
釜石市 シカ肉 <4.5 5.58 5.6
久慈市 シカ肉 <4.6 5.04 5
宮古市 シカ肉 <4.3 3.95 4

宮城県

市町村 品目名 Cs-134
(Bq/kg)
Cs-137
(Bq/kg)
Cs合計
(Bq/kg)
白石市 イノシシ肉 11.8 118 130
丸森町 イノシシ肉 <9.56 62.1 62
宮城県川崎町 ツキノワグマ肉 <7.74 57.6 58
七ヶ宿町 イノシシ肉 <6.14 55.3 55
山元町 イノシシ肉 <8.33 45.3 45
仙台市 ツキノワグマ肉 <9.80 44.2 44
蔵王町 イノシシ肉 <7.20 40.6 41
名取市 イノシシ肉 <7.45 38.9 39
栗原市 イノシシ肉 <6.29 33.5 34
柴田町 イノシシ肉 <8.57 33.4 33
宮城県川崎町 イノシシ肉 <7.28 28.7 29
石巻市 ニホンジカ肉 <9.75 25.4 25
仙台市 イノシシ肉 <6.82 24.2 24
仙台市 イノシシ肉 <6.36 19.8 20
石巻市 ニホンジカ肉 <7.10 19.1 19
石巻市 ニホンジカ肉 <7.78 15 15
石巻市 ニホンジカ肉 <6.66 14.9 15
石巻市 ニホンジカ肉 <6.71 11.9 12
亘理町 イノシシ肉 <8.32 10.9 11
石巻市 ニホンジカ肉 <6.71 8.26 8.3
石巻市 ニホンジカ肉 <8.19 7.09 7.1
石巻市 ニホンジカ肉 <8.52 6.78 6.8

福島県

市町村 品目名 Cs-134
(Bq/kg)
Cs-137
(Bq/kg)
Cs合計
(Bq/kg)
二本松市 イノシシ肉 159 1500 1700
国見町 イノシシ肉 127 1150 1300
郡山市 イノシシ肉 86 843 930
二本松市 イノシシ肉 95.1 824 920
須賀川市 イノシシ肉 80.9 737 820
須賀川市 イノシシ肉 73.9 661 730
二本松市 イノシシ肉 60.1 549 610
須賀川市 イノシシ肉 49 489 540
須賀川市 イノシシ肉 31.6 309 340
浅川町 イノシシ肉 30.8 276 310
須賀川市 イノシシ肉 28.6 267 300
郡山市 ツキノワグマ肉 25.1 254 280
郡山市 イノシシ肉 19 195 210
郡山市 ニホンジカ肉 12.5 152 160
二本松市 イノシシ肉 9.33 97.5 110
郡山市 イノシシ肉 <9.4 91.8 92
郡山市 ツキノワグマ肉 <9.2 86.8 87
猪苗代町 イノシシ肉 <6.3 83.3 83
郡山市 ツキノワグマ肉 <8.1 63.7 64
猪苗代町 イノシシ肉 <6.3 48 48
会津美里町 イノシシ肉 <6.6 14.8 15
石川町 カルガモ肉 <6.7 <4.8 12
会津美里町 ツキノワグマ肉 <6.0 <5.9 12

新潟県

市町村 品目名 Cs-134
(Bq/kg)
Cs-137
(Bq/kg)
Cs合計
(Bq/kg)
阿賀町 ツキノワグマ肉 <3.3 14 14

千葉県

市町村 品目名 Cs-134
(Bq/kg)
Cs-137
(Bq/kg)
Cs合計
(Bq/kg)
君津市 イノシシ肉 <8.5 81.8 82
君津市 イノシシ肉 <5.8 49 49
君津市 イノシシ肉 44
君津市 イノシシ肉 41
君津市 イノシシ肉 35
君津市 イノシシ肉 32
君津市 イノシシ肉 31
君津市 イノシシ肉 27
君津市 イノシシ肉 25
君津市 イノシシ肉 25
君津市 イノシシ肉 24
君津市 イノシシ肉 23
君津市 イノシシ肉 22
君津市 イノシシ肉 21
君津市 イノシシ肉 21
君津市 イノシシ肉 21
君津市 シカ肉 <1.7 9.82 9.8


2018年7-9月野生鳥獣肉の放射能汚染情報ソース

厚生労働省
平成30年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000205529.html

 

放射能汚染から健康を守るためのポイント

① 放射能汚染された食品を避けること。

産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後7年経ちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。

② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能

チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。

(詳しい情報はこちら

③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取

上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。

スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。

(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら