2018年7-9月に厚生労働省が発表したデータによると、山菜の放射能汚染に関し、検出限界値の平均は15.4Bq/kgでした。検出限界値の平均15.4Bq/kgととても高いにもかかわらず、計41検体から放射能が検出されました。
この中で、最も放射能汚染数値が高かった食品は、茨城県城里町のコシアブラで、放射性セシウム134が33Bq/kg、放射性セシウム137が320Bq/kg、合計で350Bq/kg検出されています。
2018年7-9月山菜放射能汚染について
■2018年7-9月山菜の放射能検査地図(市町村別)
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■2018年7-9月山菜の放射能検査結果
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宮城県
市町村 | 品目名 | Cs-134 (Bq/kg) |
Cs-137 (Bq/kg) |
Cs合計 (Bq/kg) |
白石市 | タケノコ | <8.23 | 43.5 | 44 |
白石市 | タケノコ | <9.10 | 27.9 | 28 |
丸森町 | タケノコ | <6.50 | 23 | 23 |
白石市 | タケノコ | <8.29 | 17.9 | 18 |
丸森町 | タケノコ | <7.72 | 13.9 | 14 |
加美町 | ウワバミソウ | <6.05 | 13.3 | 13 |
丸森町 | タケノコ | <8.46 | 13.4 | 13 |
涌谷町 | タケノコ | <6.55 | 13 | 13 |
丸森町 | タケノコ | <6.92 | 11.3 | 11 |
白石市 | タケノコ | <6.15 | 11 | 11 |
白石市 | タケノコ | <7.06 | 11.3 | 11 |
丸森町 | ゼンマイ | <9.69 | 9.2 | 9.2 |
福島県
市町村 | 品目名 | Cs-134 (Bq/kg) |
Cs-137 (Bq/kg) |
Cs合計 (Bq/kg) |
西郷村 | ウワバミソウ | <7.2 | 22.7 | 23 |
大玉村 | フキ | <6.1 | 8.64 | 8.6 |
群馬県
市町村 | 品目名 | Cs-134 (Bq/kg) |
Cs-137 (Bq/kg) |
Cs合計 (Bq/kg) |
渋川市 | タケノコ | <9.16 | 63.7 | 64 |
渋川市 | タケノコ | <9.54 | 49.4 | 49 |
渋川市 | タケノコ | <7.91 | 45 | 45 |
渋川市 | タケノコ | <9.09 | 38.7 | 39 |
渋川市 | タケノコ | <8.49 | 38.3 | 38 |
渋川市 | タケノコ | <7.29 | 38.2 | 38 |
渋川市 | タケノコ | <7.88 | 35.9 | 36 |
渋川市 | タケノコ | <9.05 | 34.7 | 35 |
渋川市 | タケノコ | <9.43 | 24.4 | 24 |
渋川市 | タケノコ | <9.25 | 7.91 | 7.9 |
茨城県
市町村 | 品目名 | Cs-134 (Bq/kg) |
Cs-137 (Bq/kg) |
Cs合計 (Bq/kg) |
城里町 | コシアブラ | 33 | 320 | 350 |
茨城町 | コシアブラ | 6.8 | 32 | 39 |
取手市 | タケノコ | <3.0 | 8.45 | 8.5 |
かすみがうら | タケノコ | <2.6 | 7.16 | 7.2 |
守谷市 | タケノコ | <2.5 | 6.26 | 6.3 |
かすみがうら | タケノコ | <2.8 | 4.46 | 4.5 |
守谷市 | タケノコ | <2.8 | 4.43 | 4.4 |
土浦市 | タケノコ | <3.2 | 4.25 | 4.3 |
水戸市 | タケノコ | <2.1 | 4.24 | 4.2 |
茨城町 | タケノコ | <2.2 | 4.11 | 4.1 |
阿見町 | タケノコ | <2.1 | 3.79 | 3.8 |
常陸太田市 | タケノコ | <3.1 | 3.45 | 3.5 |
阿見町 | タケノコ | <1.8 | 3.43 | 3.4 |
小美玉市 | タケノコ | <1.9 | 2.96 | 3 |
東海村 | タケノコ | <1.8 | 2.56 | 2.6 |
阿見町 | タケノコ | <2.9 | 2.58 | 2.6 |
栃木県
市町村 | 品目名 | Cs-134 (Bq/kg) |
Cs-137 (Bq/kg) |
Cs合計 (Bq/kg) |
鹿沼市 | タケノコ | <3.4 | 5.5 | 5.5 |
2018年7-9月山菜の放射能汚染情報ソース
厚生労働省
平成30年度月別検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000205529.html
放射能汚染から健康を守るためのポイント
① 放射能汚染された食品を避けること。
産地を調べたり、放射能検査をしたり、極力安全な魚を食べる事が大切です。放射性物質を食品を通して、体に取り入れてしまい、放射線を体の中から浴びることを内部被ばくと言われており、外部被ばくよりも影響が大きいと言われております。事故後7年経ちましたので、一部の地域を除いてい外部被曝ばくよりも、食べ物による内部被ばくをいかに少なくするのかということが大切です。
② 魚は塩ゆですると、放射性セシウムが70%除去可能
チェルノブイリ事故後、多くの食品が汚染してしまったベラルーシでは、調理法によって放射性物質をいかに少なくするのかという研究がさかんに行われました。その中でもとても効果があったのが、「塩ゆで」です。魚や肉に関しては、塩ゆですることによって放射性セシウムが70%排除でき、ジャガイモは塩ゆでで45%排除できることが論文で発表されています。
(詳しい情報はこちら)
③ 排出・免疫向上系サプリのスピルリナを摂取
上記の①と②の記載のように、一番良いのは放射性物質を体に取り入れないことです。ただ、外食や給食などを食べざるを得ないときは、キッズカーボンのような放射性物質を排出するサプリメントや、免疫力を高めるサプリメントも検討されると良いと考えております。
スピルリナは放射性セシウムを排出すると言われているだけでなく、免疫力を高める力があるという論文もあり、下記のリンクで論文やエビデンスをまとめてみました。ただ、スピルリナは藻のため特殊な匂いがします。そのため継続的に飲むことが辛い方向けに、ホワイトフードではおいしく召し上がれるサプリメント・クッキーをご用意しました。
(サプリメントの論文やスピルリナ・クッキーについて詳しくはこちら)